アバターがくれたキセキその1〜やっぱり私は間違っていなかった〜
奇跡(きせき):常識では起こるとは考えられないような、不思議な出来事
あれは忘れもしない2008年7月。
キセキというものはなんの前触れもなくふらっとやってくるものだった。
当時の私は5年務めた会社を7月末に辞める予定で、次の道への準備期間だった。
オーラソーマというカラーセラピーを学び、退職後はそれを仕事にしようとしていた。
たがしかし、間違ってはいないけど、当たってもいないなんとも言えない違和感があり、「何かもうひとつあればなあ」なんて、「何か」を探していた時だった。
そして、「求めよ。さらば与えられん」の言葉の如く、求めたものは向こうからやってきた。
「その子」はオーラソーマ教室主催のアートセラピー教室の帰りに一緒になった。
どこにでもいる普通の子だった。
ただ、話しているうちに
「なーんか、この出会いはここで終わらせてはいけない気がする」
という謎の直観が生まれ、運良くその子は私をお茶に誘ってくれた。
今から思えば「ちょっとあんた頼むから私を引き留めてくれぃ!」というオーラが毛穴から出てたんだと思う。(自分で言えよ。というツッコミは受け付けない)
そうしてお茶してお互いの話になり。(もちろん、先に散々わたしの話を聞いてもらった後で)
「ところで何してるの?」
「アバターマスター」
「なんじゃそれ?」
というおきまりのパターンを繰り広げた。
そりゃ聞くわ。だって見たことも聞いたこともないもん。
そしてその時その子がなんて言ってくれたかははっきりとは覚えていないが。
「信じることが現実を作る」
状況とか、才能とか、証拠とか、そういう外側のものではなくて
自分の内なる思いが先にあって、そこから現実が作られる。
そういった感じの話だった。
その瞬間、わたしの中で何かが「ぱっかーん!」と開いた。
(やっぱり!!!!!)
というのも度重なる人生の中で、本気で何かを求めている時、何度も不思議な導きを経験していたので、
うすらぼんやりと
「人間、本気で思ったことって、本当に叶ってゆくんだなあ。」
なんて思っていたので
この話を聞いた瞬間は
「やっぱりわたしの思ってたことって間違ってなかったんだ!!」
という直観が確信に変わった瞬間でもあり。
とにかく何かが「開いた」瞬間でもあった。
そしてその瞬間は同時に
「信じることが現実を作る」
「意図的に生きることを学ぶ」
アバターというものに急速に惹かれていった瞬間でもあった。
その2へ続く